コロナ禍での調理実習

レッツ クッキング Part1 ~ゆでる技をゲット!~ レッツ クッキング Part3 ~いためる技をゲット!~

実践のウリ

 子どもが楽しみにしている調理実習ですが,コロナ禍の現在,実施することが難しい活動の一つです。何に気を付ければ安全に安心に調理実習を行うことができるのかを考えてみました。通常通りにはできなくとも,一人調理にするなどの工夫することで調理実習を行うことができます。実習をしないと分からないことも多くあります。実感の伴った理解にするために,準備は大変ですが,調理実習に取り組んでみましょう。

従来

ねらい / めざしたい姿

〔Part1 ~ゆでる技をゲット!~〕
・青菜のゆで方が分かり,ゆでることができる。
〔Part2 ~いためる技をゲット!~〕
・いためる調理の仕方が分かり,いためることができる。

展開

〔Part1 ~ゆでる技をゲット!~〕
1.ほうれん草のおひたしの調理の仕方を考える
2.ほうれん草のおひたしを調理する
〔Part3 ~いためる技をゲット!~〕
1.三色野菜いため(にんじん,ピーマン,もやし)の調理の仕方を考える
2.三色野菜いためを調理する

課題

 これまで以上に衛生に気を付けて調理しなければならない。

実践例
(実践の意図、具体的な手立て、実際の様子など)

 調理の仕方を知るだけであれば,お家の人に聞いたり,本などで調べたり,動画を見たりすることで,理解することができます。しかし,調理実習を行わないと実感の伴った理解とはなりません。
 ねらいを達成しつつ,短時間で調理をすることのできる「ほうれん草のおひたし」と「三色野菜いため(にんじん,ピーマン,もやし)」を調理することとしました。
 コロナ禍であることから,衛生に十分に気を付けることが必要となります。実習前にワークシートを用意し,調理の進め方について指導しました。自分一人で調理し,調理したものは自分が食べることとしました。そのため,本校は1クラス36人ほどいることから,1クラスを半分に分けて調理を行いました。調理器具はすべて一人一つずつ用意し,自分だけが使います。使用後にはすべて教師が消毒したり,洗い直したりしました。使用する調理台も二つに分け,自分専用となるようにしました。食材はすべて教師がボウルに一人分ずつ分けておきました。調理後は,マイ箸を用い,対面にならないように座って試食をしました。
 調理中はしゃべらないように指導していたため,周りの人に聞くことがほとんどできないことから,緊張しながら調理をしている子どももいましたが,迷いながらも自分で考え,調理を進めていました。

成果と課題

成果

・実際に調理を行うことで,ゆでる,いためる調理の仕方をしっかりと理解することができました。
・すべての子どもが40分以内に後片付けまで終えることができました。

課題

・準備に非常に時間がかかります。
・一人調理を行うことで,一度に調理することができる人数が限られてしまいます。