Google Classroomで生み出す”深め”から始める授業づくり

実践のウリ

【1人1台iPad,Google Classroom】
Google Classroomを活用し、授業の構成を変えることを試みました。Google Classroomに学校の4方位のエリアをドローンで撮影した上空からの写真と、教師が撮影してきた写真を投稿しておきます。子供は、それぞれのエリアの写真を見る中で、気付いたことをコメント欄に残していきました。授業前半部で行う気付きや分かったことの共有をコメント欄で代替することを試みました。

本時のねらいと展開

ねらい

土地の様子に注目する中で、海沿いエリアの様子について理解することができる

展開
  1. (家庭)海沿いエリアの映像からの気づきをGoogle Classroomに書き込む
  2. コメント欄に書き込まれていた海沿いエリアにおける気付きを共有する
  3. 課題をつかむ
  4. 課題について個人で考える
  5. 全体で発表する
  6. 学習をまとめる

実践例(意図・取組)

コメント欄には、船があった、工場があった、大きな港がある、畑のようなものがあるといった映像からの気付きに関する記述が見られました。授業冒頭部は、そのコメント欄の気付きを板書に位置付け、確認をしました。確認の際には、映像資料や副教材のどこに注目したかを明らかにさせ、ディスプレイに投影させ、発表していきます。
その後、板書に位置付けた内容をもとに、海沿いエリアは、「ずばりどんなエリアだと言えるか」ということをノートに記述させました。大半の子供は、船や港や工場があるエリアという事象の羅列で終止していたのに対し、中には「海を中心に、物の行き来がさかんな地域」や「『運ぶ』でものがつながる地域」など事象と事象を関連付けている子供が複数いました。このズレについて、確認を行っていきました。従来の授業ですと、どんなエリアかということは授業終末になりますが、事象と事象を関連付けて考えることに時間を割くことができました。実際に、「船で運ばれてきたものがコンビナートに運ばれて、近くの工場に運ばれていっている」という考えや、「海で採れた魚がすぐに市場や倉庫に運ばれていっている」という考えが出てきていました。

成果と課題

成果
  • 事象と事象を関連付けて考えるということに時間をかけることができました。
  • コメント欄で疑問を投げかけ、そのことについて互いの考えを述べ合うという従来にはなかったコミュニケーションが生まれていました。
課題
  • 資料のどこに注目したかについて、マーキング機能などを使わせながら説明させることも行っていきたいと考えています。