「ゆめ」のたまご~未来につながる!遠くにもつながる!「ゆめ」の授業~

実践のウリ

 アートディレクターのえぐちりかさんとオンライン授業を行いました。
 導入では、りかさんの動画を観ました。「そんな大人になりたい。」と期待感をもたせるためです。次時では、作品を紹介する場を設定。話し終えたあと、「私にも見せて!」という声。見渡すと、スクリーンにりかさんが登場!駆け寄る子ども。そこから、オンライン交流のスタート。このように感動的な出会いを原動力に、「ゆめ」の表現をさらに深めていきました。

めざしたいコミュニケーションの姿

自分の「ゆめ」への思いを色や模様に表現し、その思いやこだわりをえぐちりかさんや友達に伝えたくてたまらない姿。

本時のねらいと展開

ねらい

なりたい自分や将来の職業などの「ゆめ」からイメージをふくらませ、
色や形(模様)を試行錯誤し、交流を通してさらに「ゆめ」のイメージを広げ表現することができる。

展開

1イメージを広げる 2表現する 3交流し、さらに表現する 4ふり返る

実践例(意図・取組)

【意図】
 本時では、東京にいるえぐちりかさんとの授業を、3年生全員に体験できるように、3クラス同時に行いました。前時より、えぐちりかさんの「夢をかなえるために」の動画を観たり、えぐちりかさんの手がけたCMやポスターなどを提示したりして、「努力すればゆめを叶えられる」という思いをもたせられるようにしました。この題材は、たまごの殻の中に自分の「ゆめ」を書いた紙をとじこめて封をします。そして、そのたまごに自分の「ゆめ」に合うように、色や模様で表現していきました。たまごで作品をつくっていたえぐちりかさんとつながることで、立体に表現する経験の少ない子どもも取り組むことができるようにした。
【取組】
この題材は「ゆめ」を具体的にイメージしました。「医者になりたい」という「ゆめ」をもつ子どもは、具体的に聴診器や注射器などの物を想像したり、抽象的に命や人とのつながりなどをイメージしたりすると考えました。そこで、導入は、具体、抽象にかかわらず、思いのままに表現してもよいことを価値づけました。これにより、子どもは自分の思いに合う表現を試行錯誤し、追求することができました。
この実践では、東京にいるアートディレクターのえぐちりかさんとオンラインで出会いました。コロナ禍で実際には会えない人とオンラインでつながることで子どもは、その表現をより深く追求することができました。さらに、オンラインでつながることができる未来への可能性を体感することができました。

成果と課題

成果

・コロナ禍であっても、オンラインで顔を見ながら話す場を設定したことで、実際に会っているときと同じ感覚を味わいながら、対話することができました。
・2年「ひみつのたまご」の題材で、画用紙のたまごに表現しているため、本題材では、立体のたまごに表現したことで、発展的な題材となりました。発展させることによって、より多面的に表現することができました。

課題

えぐちりかさんというホンモノに出会う機会を多くの子どもに味わわせたいと思い、3年生全員で一斉にオンライン授業に取り組みました。しかし、多忙なえぐちりかさんとの時間の制約もあり、全員が満足する交流には至らなかったことが課題です。