行けないのならば,来てもらおう!

実践のウリ

 ごみ処理施設への見学はできませんが,働く人の工夫はごみ収集車を見学することでも見つけられます。また,4年生100名を一か所に集めることはできませんが,Web会議システムを使うことで,全員が一度にゲストティーチャーから話を聞くことができます。社会科見学ができない今,少しでも子供を本物と出あわせる方法を考えました。

めざしたいコミュニケーションの姿

相手の話を聞く姿 わからないことに対して質問する姿

本時のねらいと展開

ねらい

ごみ収集車を見学したり,職員の方の話を聞いたりして調べ,ごみ処理の工夫について考えることができる。

展開

⓵市役所職員の方にゲストティーチャーを依頼し収集車の設備の説明やごみ処理の取り組みについて話してもらう。
⓶子供が話を聞いた中で抱いた疑問や,深く知りたいと思ったことについて質問する。

実践例(意図・取組)

 バスに乗り,ごみ処理施設へ見学に行くことができません。しかし,実際に働いている人の話を聞いたり,実物を見たりすることで子どもが受けるインパクトはとても大きいと考えています。「子供にできるだけ本物を見せてあげたい」という思いから市役所のごみ減量推進課の方をゲストティーチャーとお迎えしました。また,ごみ収集車を学校に運んできていただき,見学させてもらいました。
 ごみ収集車を見学した時は子供を8人の小グループに分け職員の方が説明役としてグループに1人ずつついてくださいました。収集車の設備には安全にごみを回収するための工夫がたくさんあり,子供からは「たんすや自転車もつぶせるなんてすごい!」など実感のこもった感想が出ていました。また,市が行っているごみを減らすための取り組みをお話していただいたときは,3密を避けるためにWeb会議システムを用いて授業を行いました。具体的な取り組みの内容と職員の方のねがいを聞いたことで,子供は「自分たちもできることをしよう」という思いをもつことができました。

成果と課題

成果

子供に実際に働いている人の話を聞かせたり,実物を見せたりしながら学習できたことで,教科書や映像のみの学習に比べて印象深いものになりました。

課題

Web会議システムではゲストティーチャーの声が聞き取りにくかったので,マイクを用意するなどの工夫が必要だと感じました。