流水実験×端末活用

流れる水のはたらき

ねらい

流れる水と地面の様子の変化を調べ,流れる水のはたらきについてまとめることができる。

展開

課題の確認をする
土地の傾きや水量のちがいによって浸食や堆積にも違いが出るのかについて問いました。
<浸食や堆積の様子を観察して気がついたことは何か>
予想を立てる
子どもたちは、「傾きが大きいと流れる水の勢いが強くなって浸食の力が大きくなったり、堆積の量が多くなるのではないか」といった予想をたてていました。
実験をする(端末活用)
傾きの小さくしたものと大きくしたものの比較、流す水の量を多くしたものと少なくしたものの比較する実験を行いました。子どもたちは流水実験の役割の中で「撮影係」を決め,流れる水によって起こる浸食や堆積の様子を撮影しました。また、撮影した映像は実験終了後、共有し、各々の端末で視聴できるようにしました。
考察する(端末活用)
従来の実験では、ノートに観察結果を記録するには時間がかかったり、詳細の様子を記録することに難しさがありました。端末によって動画撮影が可能になることによって、子どもたちは、撮影映像を何度も見直し、どのような変化があるかを詳細に観察していました。タブレット端末で実験の様子を撮影することで,その様子を繰り返し観察することができました。また,土地の傾きや水量の違いによる浸食や堆積の比較もしやすくなりました。
まとめる
各グループの観察結果を全体で共有し、予想が正しかったことを確認しました。また、その際には、大型ディスプレイを使って実験映像を視聴しました。

事前準備

実験道具

活用ツール

カメラ機能
ビューワー機能

授業を終えて

【成果】
タブレット端末で実験の様子を撮影することで,その様子を繰り返し観察することができました。また,土地の傾きや水量の違いによる浸食や堆積の比較もしやすくなりました。
【課題】
水や砂を扱う実験になりますので,タブレット端末の扱いには充分に気をつける必要があります。