広場に深まる多くの考え

生き物のくらしと環境

ねらい

生き物と水とのかかわりを,多角的・多面的に捉えることができる。

展開

課題をつかむ
既習で用いた「食べ物をとおしたかかわり」,「空気とのかかわり」の写真やイラストを再掲して,生き物同士が食物連鎖の関係でつながっていることや,植物に日光が当たると光合成をして生き物に必要な酸素を生み出していることなど,生き物同士のつながりを思い出した後,課題に入っていきました。
学習課題<生き物は水とどのようにかかわって生きているのか>
個人で考える(端末利用)
ノートに自分の考えを5分で書かせたのち,ベネッセ:ミライシードの「ムーブノート」に自分の考えを「広場」に数多く書き出しました。
全体交流(端末利用)
書き出された個々の考えの内,「テキスト分析」の機能を用いて数が多いものの順に,「人間」にかかわるもの「その他の生き物」にかかわるものに分けて板書していきました。
自由交流(端末利用)
数が多いもの(泳ぐ,洗う,冷やす等)を全体で共通理解したのち,少数意見(発電,農業等)について,広場の中を自由に閲覧して,良い考えには「拍手マーク」を押して認め合う活動を入れました。
学習をまとめる
水とはどんな存在かとたずね,「水は生き物にとって必要不可欠なもので,何億年前から存在し,生き物の生活を支えてきた」とまとまりました。
ふりかえりを書く
水をどう思うかたずね,水に対する感謝の気持ちや節水を心掛けたいという思いを交流しました。

事前準備

・ムーブノートのカードの作成,水に関する板書用写真

活用ツール

・ベネッセ:ミライシード

授業を終えて

「水との関わりを短い言葉で数多く広場に出す」ことで全員参加の授業が展開でき,「発電」等,少数意見を取り上げることができ,授業に深まりをもたらすことができました。