調べてまとめて発表!All-In-One!

ごみのしょりと利用

ねらい

ゴミが処理される工程について要点を絞って説明し合うことができる(思考・判断・表現)

展開

学習の見通しをもつ
本単元は、ゴミの処理の4つの工程(分別→収集→焼却→利用)を全体で確認し,ひとりひとりがその工程のなかで,詳しく知りたい工程をひとつ選び,それぞれが調べたことをチームの異なるメンバーにプレゼンするという単元構成になっています.導入では,工程を再確認し,これまでに各々が調べてきたことを伝えるための手順を伝えました.
課題をつかむ
報告会をすることを確認後,最終的に「金沢市では―」につづけてまとめが書けるようになるということを確認して見通しをもたせました.報告を聞かせる際のメモを取る視点として5W1Hを確認しました.
〈金沢市のごみのゆくえは〉
グループ分け6人チーム(各プロジェクトメンバー)
グループ編成を確認.各テーマから最低一人はグループに入るように編成されていました.
発表する(端末活用)
グループに分かれて発表者が順に報告をしていました.聞き手は発表者の提示するスライドを各々の持つタブレットを用いて手元で見られるようにしていました.またノートに5W1Hの視点を並べた表を書き,メモを取りながら聞いていました.
グループで知識を確かめる→質疑応答&クイズ
質疑応答や発表の仕方への注意なども児童の間で自発的におこなわれていました.その間に教師は、調べた資料に合ったものをそのままコピー&ペーストで用いた単語の意味を問い直したり,発表の受け手の反応を考えさせたりしながら,机間指導を行っていました.
学習のまとめ(端末活用)→ロイロノート
終わったグループから順に「金沢市では―」に続くように,また5W1Hが盛り込まれるようノートに個人でまとめを書いていました.まとめる際もグループ内で質疑応答が自由に行われていました.

事前準備

ロイロノートで各課題をまとめさせておく(ジグソー学習)

活用ツール

ロイロノート

授業を終えて

一学期はプレゼンをまとめて発表をする,聞くことの練習として位置づけており,また使用し始めて3か月のため,たくさんiPadを使わせて慣れさせることを目的としている.社会の学習内容として押さえておかなければならない知識や指導事項は、改めて次時で押さえることで、学習内容は保証する。発表者本人が内容を分からないまま調べたことを読んでいたり,相手意識が薄かったりすることは今後の課題であり,これから何度もプレゼン活動を積み重ねる中で、改善できるよう継続指導していきたい。