学びのプラットフォームとしての端末活用

具体的な事実や考えをもとに、提案する文章を書こう ~私たちにできること~

ねらい

各自が設定したテーマに応じて,必要な材料を集めたり,分類したりすることができる.

展開

課題をつかむ
プロジェクト(委員会活動)に提出する提案文を書くことを単元のゴールとした授業です.
例)美化プロジェクト:ほうきの使い方をよりよくする提案
本時では,①自分が所属するプロジェクトごとにテーマを決め,②資料を集め,③提案文の書き方を確認し,④提案文を書くという本単元の流れを確認しました.本時では,班に分かれて役割分担とテーマを決定することを確認しました.
〈具体的な事実や考えをもとに提案する文章を書こう〉
グループで考える(端末活用)
プロジェクトの分野ごとに班に分かれ,プロジェクトのテーマを決めていました.班のリーダーが1端末ずつ持ち,決まったテーマをロイロノート・スクールに打ち込んだ後,リーダーの端末とテレビの画面を共有し,プロジェクトごとにテーマを発表しました.
グループで考える(端末活用)
テーマ設定の根拠やテーマについて調べる方法を班で端末に整理しながら考えていました。
学習を振り返る(端末活用)
ロイロノート・スクールに,教師の提示した3つの観点のうち1つを選んで振り返りを書いていました.(提案文について、友だちとの交流を通して、コミュニケーションについての3点)

事前準備

・ロイロノート・スクールで振り返りの3観点(ピンク:提案文について/緑:コミュニケーションについて/黄色:もっとやってみたい事)を書いたメモを作成

活用ツール

ロイロノート・スクール

授業を終えて

ふり返りの観点を色で表現させることによって,子どもの学びがすぐに把握できました.また,ふり返りを共有化することによって,他者のものを見ることはできますが,他者のふり返りを見るのは早く書き終わった子のみで,見ることもいない子がいたというのも事実です.このあたりは十分に検討していく必要がありそうです.