燃焼実験×端末活用

物の燃え方と空気

ねらい

・瓶の中のろうそくを燃え続けさせる方法に問題を見いだし、自らの予想や計画を基に、調べることができる。
・実験の結果を基に、どのようなことがいえるかを考え、物が燃え続けるには絶えず空気が入れ替わる必要があると捉えることができる。

展開

課題を掴む
前時の学習を振り返り、容器の中で火が燃え続けるには空気がどうなればよいか考えることを確認する。
学習課題〈火が燃え続けるには空気がどのようになるとよいか〉
予想する(端末活用)
ミライシードのオクリンクを活用し、容器の中でろうそくに火をつけた図を児童に配布する。児童たちは前時の実験から空気が出入りできる穴があればよいという予想を基に、容器のどこに穴を開ければ空気が出入りできるのか予想し、配布したワークシートに穴や空気の流れを矢印等で表現した。
自由交流(端末活用)
児童は記入したワークシートを提出し、端末を上で自由に互いの考えを見たり比較したりした。
全体交流(端末活用)
端末に書いたワークシートを大型テレビに映し出し、自分の予想を発表し合った。実験内容の種類ごとに提出箱を分け、それぞれの考えを比較しやすいようにした。
実験方法の確認
予想を基にどのような実験をすると予想が確かめられるか確認した。
実験(端末活動)
容器のどこに穴をあければよいかを3つのパターンで実験し、実験結果を班ごとに記入して提出した。
考察(端末活用)
実験の結果から6班分の結果をオクリンクの比較機能を活用し、比較した。
学習をまとめる
学習課題に立ち返り、火が燃え続けるには常に空気の通り道が必要であることに気づいた。

事前準備

・予想と結果を記入するワークシートの作成

活用ツール

・ミライシード オクリンク(Benesse)

授業を終えて

端末を活用したことにより、全員分の予想を瞬時に比較することができた。また、提出箱を分けたことで同じ実験での複数の結果を全体的に見ることで考察することが容易に行うことができ学習課題をまとめることが容易だった。