求積問題での端末活用

直方体や立方体の体積

ねらい

直方体を組み合わせた体積の求め方を、図形の特徴を基に考え、説明することができる。

展開

学習問題をつかみ見通しをもつ
問題の複合図形を提示し、その形のままでは直方体や立方体の求積公式を用いることができないことを確かめました。これまでの直方体や立方体と複合図形の何が同じで何が違うのかをおさえ見通しをもたせました。学習課題〈の体積を求めるにはどうすればいいかな〉
個人で考える(端末活用)
紙で複合図形の体積を求め、考えをもてた児童から、授業支援システムを使い複合図形のカードに自分の考えを示し提出しました。複合図形を「どのように変形したか」「どんな式を作りどのように体積を求めたか」が分かるように書いていました。
自由交流(端末活用)
個人の考えを端末上に書いた児童から、他者の考えを端末上で確認し、同じなのか違うものなのかを見ていました。
全体交流(端末活用)
同じ考えを探してまとめていきました。自分の考えは同じなのか違うときは何が違うのか考えながら聞きました。
友達の意見を記録する(端末活用)
自分の考えと違う考えをノートに写しました。分け方や式の立て方を選んで見直していました。また、わからない所を本人に直接聞きに行く姿も見られました。
学習をまとめる
どの考え方にも言えることとして、直方体や立方体に変形して計算していることをあげ、直方体や立方体に変形すればよいというまとめをしました。
適用問題に取り組む
直方体や立方体に変形して体積を求めていました。
ふり返りをする
よりよい方法を検討することができたようです。色々な考え方を知ることが出来、見方が広がっていました。

事前準備

複合図形の図

活用ツール

授業支援システム(オクリンク)

授業を終えて

端末を使うことで、考えの交流や分類がスムーズで活発になりました。準備の時間も少ないです。