時間捻出が可能となる端末活用

変わり方を調べよう(1)

ねらい

数直線が比例の関係を表していることを理解し、数直線を活用して問題を解決することができる。

展開

学習のめあてをつかむ
まず、リボンを買う長さと代金という既習場面を、表の作成を通し、2つの数量を比例の関係と捉えます。次に、問題場面を数直線の図に正しく表します。そして、作成した数直線の図を用いて、表にないリボンの長さの値段を求めることはできないか、見通しを持たせながら学習課題をたてました。
<数直線の図を使って、値段を求めるには。>
自分で考える(端末活用)
ミライシードのオクリンクで、数直線の図のカードを各自の端末に配付しました。児童は数直線の図に矢印などを書き込みながら、分からない数□を求めていました。
自分の考えを伝え合います(端末活用)
ペアでそれぞれの考えを、端末を見せ合いながら交流していました。
みんなで考えを深める(端末活用)
端末に書いたカードを大型テレビに投影し、考えを説明していました。数人の説明の共通性・相違性を板書にまとめながら確認しました。かけ算で求められることを確認した後、長さを変えても同じように□を求めることができるか、再度カードを配付して、確認しました。
「わかった」「できた」をまとめる
学習課題に立ち返り、数直線の図から、式をたてたり答えを求めたりすることができるという結論に至っていました。

事前準備

・数直線カードの作成

活用ツール

・ミライシード(オクリンク)

授業を終えて

端末がなかった場合、数直線の図を何回もノートに書く必要があるため、時間がかかり本時のまとめまで終えることはできなかったと予想します。本実践では、完成された数直線の図のカードを配付するため、数直線の図の見方を考える時間や、立式に、十分な時間を充てることができました。数直線の図を正確に何度も書くことは大切な過程ではありますが、ねらいに応じて、臨機応変に端末を活用していく必要性を感じました。