広場に深まる多くの考えⅡ

物の燃え方と空気

ねらい

火と人間の生活とのかかわりを,多角的・多面的に捉えることができる。

展開

課題をつかむ
前時の火の学習のまとめ(物が燃える時には酸素が使われ,二酸化炭素ができる等)を思い出した後,火に対する考えを深めることをねらいに課題に入っていきました。
学習課題<火は人間の生活とどのようにかかわっているのか>
個人で考える(端末利用)
ノートに自分の考えを5分で書かせたのち,ベネッセ:ミライシードの「ムーブノート」に,班ごとに分けた「広場」に数多く書き出しました。
グループ交流(端末利用)
班ごとに,広場に書き出された個々の考えがどのように分類(「料理」「暖を取る」等)されるのか,ムーブノートをホワイトボードのようにしてまとめました。
全体交流(端末利用)
班ごとに,火とのかかわりについて分類された画面を大型モニターに映し出し,発表していきました。「燃やす」「暖を取る」「料理」の多くの意見のほか,「爆弾」「火事」など,少数意見をもとに,火にはプラスの面もあればマイナスの面もあることを押さえていきました。
ふりかえりを書く
火をどう思うかたずね,ふりかえりをノートにまとめました。火に対する感謝の気持ちや発電や花火など,生活を豊かにする面,また爆弾や放火など負の面があり,使う人の心が火を良いものにも悪いものにもするという考え等を交流しました。

事前準備

・ムーブノートの班ごとの広場・カードの作成,火に関する板書用写真

活用ツール

・ベネッセ:ミライシード

授業を終えて

通常であれば「まなボード」などで班ごとの考えをまとめるところを,ムーブノートの「広場」を使うことで,たくさんの意見を枠で囲ったり色分けしたりすることができました。ただ「広場」の操作が一台の端末で行うことになるため,児童の持つ端末の画面がもっと大きければ見やすく,操作もスムーズになると思いました。