付箋で意見交流

実践のウリ

 考えを交流するために、ワークシートを回覧する方法で、密を避け人の動きも最小限にしました。2色の付箋を準備することで、自分の考えを明確にしたり、友達の考えを短時間に理解したりすることができます。また、付箋に書ける字数が限られているため、自分の考えを端的に表現する力も必要となります。

めざしたいコミュニケーションの姿

自分事として捉え、考えを相手に伝える姿

本時のねらいと展開

ねらい

・自分の命がたくさんの支えの中であることを知り、命ある全てのものを大切にしようとする心情を育てる。

展開

➀自治会長の坂本さんの立場になって、自分の考えをワークシートにまとめる。

②同じグループの友達の考えを読み、付箋に自分の考えを書き、グループ内でワークシートを回す。

実践例(意図・取組)

 少人数グループでの話し合い活動を取り入れると、多様な話し合い活動が促され、自分の考えをより深めることができます。しかし、その活動を取り入れるとどうしても密接・密集は避けられません。そこで、ワークシートに考えを書いた後に、グループごとにワークシートを回します。友達のワークシートを読んだ後に、自分と同じ・似たような考えなら赤、違う考えなら青の付箋に自分の考えや理由を書きます。グループ全員がワークシートに付箋を貼って考えの交流をします。
 子犬を助けたいという気持ちに対する反対意見や問題点を明確にしてから、自分の考えをもたせました。きまりでは飼えないこと、犬嫌いの住民やアレルギーがある住民、今後の費用等、子犬を飼うことによって生じることを確認した上で対立する二つの考えに対して自分なりの考えをもつことができるようにします。
自分の手元に付箋が貼られたワークシートが戻ってくると、青色の付箋が気になるようでした。付箋に書ける量が限られていたので、青色の付箋を貼った相手に個人的に詳しく理由を聞いている姿が見られました。

成果と課題

成果

・二項対立にすることで、3年生でも付箋の色に迷うことなく書くことができました。

・付箋の色を増やすことで、さらに多様な考えを表現することができます。

課題

・自分の考えを表明することができますが、一方通行なのでグループで議論を深めることができず、改善の余地があります。