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CROWN Jr.6 JUMP Presentation2 My best memory is... 最高の思い出は…

11月末に行った実践です。自分のベストメモリーについて、友達と伝え合いました。ただ一方的に自分のベストメモリーを話すのではなく、「やり取り」になるように、友達の話を聞いて反応を返したり質問をしたりしました。あらかじめ話すことを考えている自分のベストメモリーとはちがい、相手の話を聞いて、内容を理解し、反応を返したり質問をしたりするのはとても難しいです。これまでの「聞く」活動で培った力を最大限発揮して、やり取りをしていました。また、たくさんの友達とやり取りができるように形態を工夫しました。個人の「話す力(やり取り)」を見取る評価にもつながる活動です。

めざしたいコミュニケーションの姿

自分のベストメモリーを友達に伝える姿
友達のベストメモリーを聞いて反応したり、質問したりする姿

本時のねらいと展開

ねらい

自分のベストメモリーを友達に伝えることができる。自分や友達のベストメモリーについてやり取りすることができる

展開
  1. 課題を確認する
  2. やり取りをする形態を確認する
  3. ベストメモリーを話す練習をする
  4. 友達とベストメモリーを伝え合う
  5. ふりかえりをする

実践例(意図・取組)

 2学期のゴールは「小学校の思い出を紹介し合う」ことでした。自分のベストメモリーやセカンド・ベストメモリー(2番目の思い出)を友達と紹介し合いました。今回は、2学期後半ということもあり、話すこと、とくに「子供同士のやり取り」をさせたいと考えました。話すことよりもう一歩踏み込んだ「やり取り」は、子供にとっては大きなチャレンジです。自分があらかじめ準備しておいた英語を話すだけではなく、友達の話す英語を聞いて、理解し、反応を返し、質問を考え、質問を英語で言わなければなりません。その場に応じて英語でやり取りできるように、単元全体を通じてたくさんの質問を子供に聞かせたり、授業の中で友達同士で質問し合う場面をたくさん経験させてきました。
 また、本実践ではやり取りをする形態を工夫しました。写真にあるように、青(話す人)、オレンジ(聞く人)に分かれ、やり取りをします。青、オレンジはそれぞれ矢印の方向に移動します。また、教師は一点に立ち、そこにやってくる子供の様子を観察します。やり取りの様子を見て、評価や今後の指導に生かしました。
 子供は、初めて聞く友達のベストメモリーに戸惑いつつも、必死に聞き取ろうとしていました。はじめはなかなか反応が返せず、質問も出てきませんでしたが、何度も何度も繰り返すうちに、反応や質問がどんどん出てくるようになりました。ベストメモリーを表した絵を見ながら、What's this?と尋ねたり、Do you like~? や Can you ~? など、これまで学習した表現を用いて質問をしていました。また、教師から何度も聞いたWhat did you do? やWhat else? などの表現に気付き、それらを用いて質問している子供もいました。

成果と課題

成果
  • 自分のベストメモリーを友達に伝えることができました。
  • 友達のベストメモリーを何とか理解しようとして聞く姿が見られました。
  • やり取りをくり返すうちに、反応したり質問したりすることができるようになりました。
課題
  • やり取りの活動をする前に、「こんな風にやり取りをしよう」というモデルを提示してしまったために、友達の話す内容に関係なく、モデルの通りに質問する子供がいました。
  • 質問がまったくできない子供がいました。質問をさせるためには、さらに日ごろの授業の中で経験させたり練習させたりする必要があるのではないかと考えます。